【利回り】で生活するために投資信託で稼ぐ方法
投資信託に興味があっても、仕組みや買い方などがわからずに二の足を踏んでいるあなた。賢い投資信託の買い方をお教えします!年金がもらえるかどうかもわからない。先行き不安の生活の中、少しでも貯蓄を増やしておきたいと願うのは当然です。寝かせている貯蓄を少しずつ増やして、数十年後には利回り生活も夢じゃないかもしれません。以下を読んで投資信託のノウハウを知り、新しい投資の世界を知る足がかりにしてください!
投資信託の利回りとは
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近年では銀行の金利もほとんどつかなくなり、銀行はお金を置いておくだけの場所になりつつあります。以前は銀行の普通預金にお金を預けておくだけでも金利でお金を増やすことが出来ましたが、もう昔話となっています。
そこで、堅実にお金を運用する方法として注目されるようになったのが【投資信託】です。リスクはありますが、銀行にお金を預けるよりも、高い利回りを得ることができます。投資信託の利回りとは何の事なのか、まずは説明いたしますね。
筆者自身10代の末から今に至るまで、様々な投資を実践してきました。が、最初にいっておきますが、年間に100万ほど投資して、利益は8万ほどです。堅実でリスクの少ないものばかり選んでいるため、リターンはそれほど多くはありません。
筆者にとって投資信託もローリスクローリターンの投資先の一つです。我々のような「お金の投資先」を探している人たちからお金を集め、それを株や不動産に投資して利益を上げ、上がった利益を投資家たちで分配する物事を【投資信託】と言います。
積立投資にも色々あるゾ!投資信託1年生が学ぶべき基礎を解説|
積立投資をご存知ですか?積立投資は一般的に「投資信託」という色々な金融商品を少しずつセットにした商品を指すだけでなく、こつこつ積み立てるタイプの金融商品全般も指します。こつこつ派の皆さんが今日から新たなこつこつを始められるように、積立タイプの金融商品に共通する基礎知識をまとめました。
プロに運営を託す
筆者をはじめ、多くの方は投資信託や株式投資をあくまでも本業の片手間で利用するのがほとんどでしょう。我々のような素人では「何に投資すればいいのか」「今後価格が上昇するものは何なのか」が全くわかりませんよね。下手に資産を投資しても、元本割れして損をしてしまいそう。そんなときに投資信託を選ぶのです。
投資信託であれば、預けた自分の資産を上手に「増えそうなもの」へと投資してくれるのです。そして上がった利益を分けてくれるのです。信頼できる投資ファンドに資産を預ければ、資産はどんどん増えていくことになります。投資のプロに運営を任せられるところが良いですよね。
儲けが出れば利益を分配
投資信託の「利回り」とは、分配される利益の事です。利益が多く出る投資信託は「利回りが良い」とされ人気があり、投資家も集まりやすくなります。利回りの良い投資信託を探すことは、証券会社のWEBサイトやYahoo!ファイナンスなどで簡単に検索できますが、選ぶ先が多すぎて困るかもしれませんね。
モーニングスターというサイトでも、細かく条件を設定して投資信託先を探すことが出来ます。私の場合は利益が確実に出やすいように、「売買手数料無料」など、いわゆるノーロードを最低限の条件として選んでいます。せっかく利益が出ても、手数料で持っていかれるところが多いので注意してくださいね。
投資信託って何?FPが教える初心者の為の投資信託基礎の基礎!|
日銀が、マイナス金利政策を導入した今日、預金金利はさらに低下傾向にあります。このような状況下で投資に関心を持つひとも多いのではないでしょうか。投資初心者に人気のある金融商品のひとつに投資信託があります。メディアにも頻繁に取り上げられる投資信託ですが、あなたは投資信託の基礎知識を自分のものにできていますか?ここでは、FPとして投資信託販売経験を持つ私が、今さら聞けない投資信託の基礎知識を解説します。
Yahoo!ファイナンス - 株価やニュース、企業情報などを配信する投資・マネーの総合サイト
参照元:Yahoo!ファイナンス(2016年10月時点、著者調べ)
投資信託のモーニングスター|ファンド詳細検索 投資地域も格付けも、コスト・リターン・レーティング、リスク指標、投資スタイルで更に詳しく比較して検索!
参照mと:モーニングスター 株式会社(2016年8月時点、著者調べ)
投資には元本割れのリスクがある
当然なのですが、投資する以上「元本割れ」の可能性は付きまとうことをご承知くださいね。投資したお金が減る可能性も十分にあるという事です。100%安心な投資などは存在しません。相場は常に変動し、プロですら先を読めないことも良くあるのです。
貯蓄の全てをつぎ込むのではなく、「増やせるものなら増やしたいなぁ」という程度の、余裕のある範囲内で資産運用を行うようにすればいいと思います。ちょっとくらい元本割れしても「あーぁ」とため息一つで受け入れられるくらいがちょうどいいでしょう。
銀行に預けておくのも一つの運用
まとまったお金はとりあえず銀行に預けておくという考え方が一般的かと思いますが、銀行に預けておくのも一つの運用であることを忘れてはいけません。銀行は「ローリスク・超ローリターン」の運用であり、お金を預けておくだけでは基本的にお金は増えず、反対にお金が減る心配も少ないと捉えることができます。
とはいえ近年の低金利では銀行にお金を預けても利息は雀の涙程度であり、コンビニATMを利用して手数料を取られようものなら、一発で元本割れ確定です。三菱東京UFJ銀行の場合、コンビニATMでの出金で最大216円も手数料を取られてしまいます(2016年10月時点)。また、銀行が破綻したときに保護される預金には1,000万円までという上限があることも忘れてはいけません。
タンス預金で火災が起きたら…などなど、リスクを言い始めたらきりがありませんが、完全に安全な方法が無いなら、多少でも有利にお金を残すことを考えるのもありではないでしょうか。
コンビニATM | 三菱東京UFJ銀行
参照元:三菱東京UFJ銀行(2016年10月時点、著者調べ)
預金保険制度の概要 : 預金保険機構
参照元:預金保険機構(2016年10月時点、著者調べ)
初心者におすすめのローリスクな投資先
投資信託は、ローリスクローリターンの世界だと筆者は考えていますが、投資ファンドの種類によっては、ハイリスクハイリターンのものもあるかもしれませんね。発展途上国の不動産などを扱っている投資信託などは、高配当で値段も急激に右肩上がりです。
ですが、ローリスクな投資を信条としている筆者は一度もハイリスクな投資ファンドを選んだことはありません。手を出せば儲かるのかもしれませんが、筆者が扱っている資金は主人が稼いだ大切なお金です。万に一つも「元本割れ」して損を出してはいけないと筆者は考えているため、ハイリスク商品には手を出さないようにしています。
主婦が手にするのは筆者同様「主人の稼いだ大切なお金」が多いのではないでしょうか。筆者同様、危険な賭けに投資していい資金ではないが、資産を運用して将来に備えたいという方は、代表的な投資先についてそのリスクをチェックしておきましょう。
銀行の金利
一昔前は、100万円銀行や郵便局に貯金しておけば、金利だけで数万円もらえたそうです。バブルの時代はいいなぁと思いつつ、今の低金利時代に対応した投資先を考えなくてはいけませんよね。
銀行は本当に超低金利で嫌になりますが、「定期預金」であれば少しは利回りが良くなります。当分使う予定がなく、銀行の普通預金に置きっぱなしのまとまった資産があるのならば、同じ銀行の「定期預金」口座へと移行してもいいかもしれませんね。10年後には金利分は最低でも利益が出ているはずです。
銀行預金で運用を考えていきたい場合は、普通預金・定期預金の金利が比較的高いインターネット専業銀行がおすすめです。インターネット専業銀行である楽天銀行(旧イーバンク銀行)は、楽天証券と組み合わせて利用すると預金金利が優遇されます。提携ATMも豊富で資金の入出金も行いやすいので、インターネット専業銀行を利用したことが無い方にもおすすめの銀行です。
楽天銀行は好金利!資産運用もインターネット銀行を活用しよう|
インターネット専業銀行である楽天銀行は、好金利商品が多いことで有名です。定期預金・住宅ローンをはじめ、非常に魅力的な商品や制度がラインナップされています。楽天銀行が好金利な秘密や、楽天銀行が取り扱う住宅ローンや定期預金を紹介します!
楽天銀行(旧イーバンク銀行)|ネットバンク
参照元:楽天銀行(2016年10月時点、著者調べ)
楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託)
参照元:楽天証券(2016年10月時点、著者調べ)
金(ゴールド)に投資する
長期でお金を使う予定がない場合は、筆者は金を買っています。筆者も素人なので、どの投資先が絶対安全かはわかりません。ですが、「紙幣」そのものの価値は長期で見ると信頼できないということはわかります。一度インフレになり物価が上昇すると、同じ1万円でも買えるものが全く変わってしまい、相対的に1万円の価値が下がってしまいます。つまり1万円という紙幣は変わらなくとも、価値が変わってしまうのです。
そこで、流動的な時代に対応するためにも、少しの金は所有しておいて損はないと筆者は考えています。元本割れしたとしても、どんな時代にもどんな国にも対応できる資産として、金はとても価値があります。金貨を直接購入する方法や、投資信託で金を取り扱うファンドを選択することで金に投資をすることができます。
今からはじめる金投資|世界中の投資家から人気の秘密はココだった!|
株式投資、FX、先物などさまざまな投資の種類がありますが、リスク軽減を考えるなら金投資がオススメです。金投資は世界中の投資家から人気です。経済に関わる事件や問題が世界で起こる度に悪い意味で反応するのが株式投資やFXです。金投資においては、そういった事件や問題が起こると、株式投資やFX、先物資金が流れてくるため、逆に価格が上昇する経口にあります。ここではそんな金投資の基礎ポイントを紹介して行きます。
なぜ今、金?|三菱マテリアルの純金積立/公式
参照元:三菱マテリアル(2016年10月時点、著者調べ)
日本株や海外株への投資
株というとハイリスクハイリターンと考える人も多いのですが、株の中でもローリスクローリターンの商品はたくさんあります。筆者もここ10数年ずっと株をやっていますが、常にローリスクローリターンを保っています。株に関しても素人の筆者が元本割れせずにやっていけるコツは、「高配当」と「使える株主優待」を厳選することです。
大抵の株は年に1〜2度配当金が出ますが、その配当利率の高いところを選んでおけば、元本割れしても数年間で元を取り返せるのです。基本的に長期間保有して利益を出すという考え方ですから、将来を見据えた銘柄選びは必要になります。
また、しょっちゅう買い物をする店(イオンなど)の株を買っておけば、年に数回数千円分の「お買物券」などを株主優待として受け取ることが出来ます。元本割れして株価が下がったとしても、数年間その株を持ち続けることで、買い物券などで得をすることが出来ます。
日本株式・海外株式を選別して投資するのが難しい場合、株式投資型の投資信託を選ぶことで間接的に株式投資をすることもできますが、その場合株主優待などはありません。
【株の始め方】これさえ押さえれば初心者でも株式投資は簡単!|
株式投資というと、経済に詳しくないと難しい...とか、ギャンブルなのでは...と敬遠してしまう人も多いかもしれません。しかし、株式投資はちゃんと基本を押さえれば怖くありません!投資の仕組みや株式投資の始め方を詳しく解説します。
SBI証券―ネット証券最大手の証券会社。オンライントレードでの投資をしっかりサポート―
参照元:SBI証券(2016年10月時点、著者調べ)
イオン | 株主・投資家の皆さまへ | 株式・債券情報 | 株主優待制度 - 株主優待制度
参照元:イオン(2016年10月時点、著者調べ)
日本国債・外国債
言わずと知れた国債も、ローリスクローリターンの投資先と言えるでしょう。「株式」と「国債」の違いは、「株式」はもし株式を購入した会社が倒産すると、購入した株式に価値は無くなってしまいます。「国債」は必ず投資家に国債購入代金を返す約束で発行するもので、要するに借金です。
国債は確実に利益を回収できる代わりに、5年間は絶対に換金できない事と、利回りが株式などに比べて低めになっています。国債より高い利益を用意しないと、誰もリスクを冒して株式を購入することは無いでしょうから、株式は国債よりも利回りが高く設定されているのが一般的です。
銀行や証券会社の窓口から直接国債を購入するほか、国債投資型の投資信託を利用することで国債を購入することができます。
「国債」とは?初心者でも知っていないと損をする3つのこと|
今、取り組みやすい投資として国債が注目されています。ですが、国債を購入するだけではせっかくの利益を減らしてしまうこともあります。ここでは国債の購入だけでなく、国債が暴落したときの対処法についても分かりやすくお伝えしています。
国債−ゆうちょ銀行
参照元:ゆうちょ銀行(2016年10月時点、著者調べ)
投資信託
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最期に紹介するのが投資信託です。投資信託を買えば、買ったファンド自体の価格が上昇することでも利益が出ます。また、投資信託の種類によっては「毎月」や「毎年」という定期的に配当を受け取ることが出来るのです。この配当によって多くの利回りを狙う人も多く、高配当のものを選ぼうか悩むところなのですよね。
投資信託を購入するにも、売却するためにも、多くの場合は「手数料」がかかります。手数料がどのくらいかかるのかも、ファンドによって異なります。ですが、「手数料無料」で購入や売却ができるノーロードというファンドも数多くあるのです。
筆者はローリスクローリターンを狙っているため、「手数料無料」の投資信託しか買わないことにしています。ですが、将来性があると自己判断したものであれば、手数料がかかっても買う価値はあるかもしれませんね。
投資信託の最大の特徴は、株式や国債・リートなど、投資したい好きなファンドを選ぶことができる点です。大まかにテーマを決めてファンドを購入しておけば、「どの株式を購入して運用しようか」といったように個別で銘柄を選ぶ必要がなく、何もしなくても複数の銘柄に分散して投資していることになります。
また、毎月少額の投資信託を定期購入して積み立てるサービスを行っている証券会社などもあるため、時間分散の効果を得ることができます。投資信託は投資初心者でもストレスなく運用を始めることができるので、非常におすすめです。
投資信託は本当に儲かるの?初心者が体験談から学びたいもの6か条|
「投資信託で老後資金が増えた!」「投資信託で預貯金が億単位まで達成できた!」と聞こえてくる一方、「投資信託で損をした!」「投資信託では全然儲けなかった!」と、聞こえてくるのが投資信託という商品。やっぱり投資信託で儲けるのは難しそうだと、興味はあるけれどやる前から怖いと思って諦めてしまっていませんか?やはり成功も失敗も体験者の声から学ぶものがあります。体験談からみえてきた、投資信託に勝つ秘訣とは?
お金を働かせる方法
多くの人は、自分が毎日働きに出ることで、お金を稼ぐと思っています。お金を稼ぐためには、対価として「労働」が必要だと考えていますよね。筆者も普通の家庭なので、基本的にはそう考えています。
しかし、実際に投資に成功したお金持ちの人は、「自分自身」ではなく「お金」を働かせる方法に熟知しているのです。一般人の私たちからしたらちんぷんかんぷんの考え方ですよね。
「お金を働かせる」とはつまり、お金を運用することで利益を出すことをいいます。投資信託でいえば、投資先を選んで投資し、利回りで生活資金を稼ぐことをいいます。株式投資やFXのデイトレーダーや、アパートやマンションのオーナーなどはこれにあたります。
いうなれば、お金と自分自身の労働との2馬力での共働きです。こうすることで、将来的に労働をしなくても資産で生活ができるように、もっと言えば投資の利益が収入として安定的に入ってくる仕組みを作ることだって夢ではありません。
投資信託の<分配金>で生活したい人必見!賢いお金の働かせ方 |
お金をただ銀行に寝かせているだけの時代は終わりました。今は貯金を働かせて、更なる財産を生み出す方法が一般的。投資信託はその手段の一つと言えます。しかし浮き沈みのある投資信託。分配金目当てで買ったものの、「元本割れした」という話しも多く聞きます。そこで賢い投資信託の選び方を解説し、夢の分配金生活の第一歩にしていただければと思います。
「自分が働く」以外の収入源を持とう
とはいえ、イッパンピーポーの私たちにはそもそも、「働かせる」ためのお金を持っていません。投資するお金が数千万円あって初めて、利回りで生活ができるくらいの運用をすることが出来るのです。
数十万円の貯金を年間に数万円づつ増やす。これが筆者のの現在の投資理念です。年間数万円でも増えれば、10年後には数十万円増えたことになります。去年は投資信託を含む「投資」によって8万円稼ぎました。その前年は4万円です。年間で考えると微々たるものですが、これらをせっせと上乗せして、複利で増やしていくことで、数十年後の余剰資産を増やしているのです。
銀行に寝かせているお金
貯金を銀行にせっせと積み上げている人が多いですよね。筆者も貯金の一部は銀行に預けています。しかしそれはあくまでも「けがなどの急な出費が必要な時のため」のもので、額も10万円程度です。それ以上の資産は別の投資先に入金しています。投資に回さず、寝かせておくのも運用といえますが、それはリスク回避するという目的があるからこそ運用と呼ぶのです。
銀行に多額の資産を寝かせていることは非常に「もったいない」と言わざるを得ません。利子がほとんどない現代では、本当に寝かせているだけですからね。せめて高金利の「定期預金」にすべきだと思ってしまいます。
ちょっと冒険する勇気があるのならば、いつも行くスーパーの株を買って、株主優待で「お買物券」をゲットしてほしいです。投資は楽しいですよ。お金に関する考え方は広がって、主婦であっても世界状況が気になるようにまでなってしまいます。
金持ち父さん貧乏父さん
筆者が大学の時に友だちからもらった「金持ち父さん貧乏父さん」という本が、筆者のの投資人生の始まりでした。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
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¥1,728 (2016/04/19 10:56時点)
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発売当時、大流行したこの本のことをご存知の方も多いのではないでしょうか。この本を読んで投資を始めたのは、筆者だけではないはずです。多くは投資をするための元本稼ぎから始めたことでしょう。
今でもたまにこの本を開いてみることがありますが、内容はちっとも廃れていません。今から投資信託を始めようという方にも、筆者は必ずこの本をおススメしています。わかりやすいし読みやすいですよ。
分配利回り率の平均値って?
さて、一番気になるのは、「投資信託をやってどのくらい儲かるのか」という事ですよね。【分配型】の投資信託を買うと、毎月決まった日に、「分配金」なるものを受け取ることが出来ます。
分配金はファンドによって異なります。そしてファンドの値段は日々変動します。そのため利回り平均値を出すのは難しいと言えるでしょう。筆者は10万の投資で5%ほどの利益が上がれば十分と考えます。しかし毎月5,000円もの分配金が出るファンドは稀でしょう。
投資信託を始めて買うのならば、最初は1〜2%利回りを目標にすることをおススメします。上手くいけば2%儲けられる。その代り、資産が2%減るかもしれない。そんなローリスクローリターンの世界です。
野村證券 | ファンド情報
参照元:野村證券株式会社(2016年8月時点、著者調べ)
最初の一歩は証券口座の開設!
投資信託を始めようと思い立ったら、まず最初にやるべきなのは証券口座を開設することです。銀行などで窓販をしていることもありますが、おすすめはインターネット証券口座の開設です。
一番のおすすめポイントは「手数料が安い」というところです。銀行などの有人店舗で販売している投資信託などは、購入するのに手数料を取られることも多いです。手続きを自分自身で行うインターネット証券が比較的手数料が安く、インターネット銀行などとの提携で資金の入金も容易に行うことができます。
《ネット証券口座を比較!》決め手は?おすすめ4社の特徴を大公開|
自分で資産運用していますか?マイナス金利の政策がとられ、銀行に預金しても利息がほとんどつかない今、自分の将来の資金は自分で稼ぐ時代です。これから資産運用をしようと考えている皆さん、証券会社がたくさんあり迷っていると思います。ここでは、サービスや手数料などのトータル要素で考えた場合、どこの証券口座がお薦めかを比較しながらご紹介しようと思います。
おすすめは【SBI証券】と【住信SBIネット銀行】の同時開設
インターネット証券でおすすめなのは、取り扱う投資信託の種類が豊富な【SBI証券】です。インターネットで口座開設の手続きを完結することができます。SBI証券は【住信SBIネット銀行】の口座開設も同時に行うことが可能です。
住信SBIネット銀行は提携ATMでの入出金を無料化することが容易であり、「SBIハイブリッド預金」に入金しておけば、証券口座側から資金を取り寄せるのも楽ちんです。また、SBIハイブリッド預金なら普通預金よりも金利が良いのも魅力です。是非活用しましょう。
SBI証券
参照元:SBI証券(2016年10月時点、著者調べ)
SBIハイブリッド預金 - 商品概要|住信SBIネット銀行
参照元:住信SBIネット銀行(2016年10月時点、著者調べ)
初心者はインデックスファンドへの投資がおすすめ
一方、インデックスファンドはパッシブ運用の投資信託です。パッシブ運用とは、インデックス(ベンチマーク)と連動する投資成果をめざす運用です。ベンチマークに決められた指数(インデックス)を構成するすべての銘柄をインデックスと同じ計算方法・同じ割合で保有する方法や、定量的な分析によって組入れる株式や債券の保有比率を工夫する方法などで、そのインデックスの値動きと連動することを目指す手法です。
出典: www.diam.co.jp
いざ投資信託を選ぼうと検索すると、その商品の数にびっくりすることでしょう。好みのファンドを見つける以前に、何を買えばいいか迷ってしまうことでしょう。
初心者の方におすすめなのは、インデックスファンドと呼ばれる投資信託の購入です。通常、投資信託のファンドは、様々な要因で価格が変動します。もちろん、価格が安いときに買って高い時に売るのが基本ですから、できるだけ安い時に買っておきたいものです。
インデックスファンドは、日経平均などの明確な目標値と同じように値動きするように運用するファンドのため、値動きも比較的把握しやすくなっています。もちろん完全に目標値と値動きが一致するとは限りませんが、何か指標があるのは初心者にとっては非常にやりやすいでしょう。
インデックス投資はもはや鉄板!現役世代の資産運用術を公開!|
投資初心者でも始めやすいと昨今話題の「インデックス投資」。実は仕事や育児で忙しい世代の資産形成に適した投資スタイルなんです。投資の大原則である「長期運用」&「分散投資」を実現できて、しかも低コスト!NISA(ニーサ)の枠も2016年から年間120万円に拡大し、投資を始める人も増えていますよね。インデックス投資、何がそんなに良いのか?投資信託の基本やリスクも確認しながら見ていきましょう。
インデックスファンドとは | ファンド情報 | アセットマネジメントOne
参照元:アセットマネジメントOne(2016年10月時点、著者調べ)
インデックスファンド225 | 投資信託なら三菱UFJ国際投信
参照元:三菱UFJ国際投信(2016年10月時点、著者調べ)
目標は一年間で3〜5%の利回り
投資信託を始めるなら、目標をもって運用していきたいものです。一年間で1%以上利益が出ているなら、もうOKと言ってもいいかもしれません。100万円の資金で101万円まで増やすことができたのなら上等でしょう。
最初は一年で3%〜5%の運用実績を目指しながら、投資信託を購入していきましょう。経験を積んでもっと結果がほしい!ということであれば、株式投資など別の投資方法を勉強してみるのも1つの手です。まずは、習うより慣れろですよ!
毎月どのくらい儲かるか【計算方法】
さて、投資信託を買ったら毎月どのくらい利益が出るのかを、簡単に説明していきます。利回りの計算は複雑で、プロの説明を聞いてもよくわからないという方には、筆者と同じように
■手数料無料
■毎月分配型ファンド
を選ぶことをおススメします。これであれば毎月の分配がそのまま「利回り」として計算できるからです。
手数料
まず、投資信託を購入する際に、必ずと言っていいほど持っていかれるのが「手数料」です。多くの人は三菱東京UFJ銀行などの銀行を通じて投資信託を買うのですが、その際に銀行に払う「手数料」が必要になるのです。大抵は1〜2%の手数料ですが、ファンドによって異なるため、あらかじめ調べてから買うようにしましょう。
10万円の1%となると、1,000円程度。これを高いととるか安いととるかは人に寄ります。私はこの手数料を払うのを避けるため、「手数料無料」ファンドを選んで買うことにしています。ちりも積もれば山となる精神と言えるでしょうか。
ただ、毎月必ず分配金が出て、ファンド価格もどんどん右肩上がりのファンドの場合は、手数料を払っても買う価値があるかもしれません。この判断が難しいのですよね。
毎月分配型
毎月分配型のファンドがわかりやすくておススメです。投資信託のおいしいところは、プロに自分の資産を増やしてもらえるというところ。そして毎月の分配が、株などよりも安定的に支払われるというところです。
例えば10〜20万円で投資信託を始めたとしたら、毎月分配金が入ったとしても数千円が良いところです。それでも十分嬉しいのですが、例えば将来お金持ちになって、1,000万円を投資信託に預けることが出来たらどうでしょう。
毎月2%の分配金が降りる投資信託であれば、毎月20万円を分配金として受け取ることが出来るのです。これで生活できちゃいそうですよね。そんな夢の配当金生活のために、せっせと1千万円を貯める日々です。こういった何か大きな目標のためにお金を育てるなら、節約も苦にならないかもしれませんね!
毎月分配型投資信託は実際使える?メリット・デメリットまとめ|
毎月一定額の現金が受け取れることで人気の高い毎月分配型投資信託。しかし、毎月分配型投資信託はその特徴のために、向いている人とそうでない人が分かれやすいとも言えます。毎月分配型投資信託のメリット・デメリットをまとめました。
まとめ
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投資信託について、筆者の経験を元に見解を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。筆者は株と投資信託を長く続けていますが、投資信託は素人の主婦でも安心して手を出せるローリスクローリターン商品が多いと思っています。
しかし良く調べてからでないと元本割れや、手数料によって損益が出ることもしばしばあるため、注意してくださいね。簡単に資産が増えればいう事がありません。その「簡単」を真実にするためにも、下調べや勉強は事前にしっかりと行ってください。それら基礎の下調べをおこなってこそ、夢の分配金生活に一歩近づくのではないでしょうか。
公開日:
最終更新日:2017/01/25